声かけをすればようやく、宿題をするけれど、まだまだ自分から進んで宿題をしないわ…。せめて、塾などに行かせたほうがいいかしら?
こんな疑問に答えます。
・子どもがいるお母さん向け:宿題をしない子どもが自ら進んでやる気になる方法
・子どもを学習塾に行かせる or 行かせない?
小学生の息子2人の母の私ですが、以前はうちの息子もなかなか進んで宿題をやりませんでした。ゲームをやり始めたりYouTubeを見始めたりしてしまうと、ますますでした。
ですが、ある方法を取り入れ始めたところ、今では学校から帰るとすぐに宿題をしています。
友達と遊ぶ約束をしていることもありますが、そんな時でも遊びから帰ってきてすぐに宿題に取り組んでいます。
これからご紹介する方法を取り入れてからの息子たちの変化です。
・親の声かけなしで、宿題に進んで取り組むようになった。
・朝起きてから朝ごはんを食べる前に、タブレット学習とピアノの練習をするようになった。
・朝、ベッドでぐずぐずせずにすぐに起きてくるようになった。
親:「はやく宿題しなさい‼」
息子:「え~っ‼」
という一連のやり取りが日常から消え、親子関係も前より良くなりました。
その分、楽しい会話が増えています。
なぜ、朝まで勉強や習い事であるピアノの練習までするようになったかについては、後ほどお伝えします。
ちなみに、息子たちの感想です。
宿題を先にやったほうが、スッキリして気持ちいい!宿題やってからゲームしたりYouTube観たほうが、ごほうびがある感じがして嬉しい!
と言っています。
今となって思うことは「子どもが進んで宿題をするようになるためには、親が「環境を整えること」が大切ということです。
そこで、今回は「宿題をしない!親の対応の仕方&やる気になる方法」を、具体的に解説しようと思います。
真似するだけでも効果がでるはずです。「本気で、子どもが進んで宿題をするようにしてみせる!」という方は、ぜひ記事を御覧ください。
宿題をしない子どもが自ら進んでやる気になる方法
次の通りです。
・手順①:アイテムの準備
・手順②:子どもとルールの確認
・手順③:習慣化する
手順①~③の順番に解説します。
<手順①:アイテムの準備>
まずは、アイテムを準備すること。
『子ども自らが宿題に気付けるようにするための仕掛け作り』をします。
子どもの気持ちとしては、「親に声をかけられて強制的に宿題をやらされていた」といったところでしょう。
その状態から、「親の声かけ」をなくし、まずは「自ら宿題に気付けるようなアイテム」を作ります。
✅自ら宿題に気付けるアイテムには『ホワイトボード&マグネットシート』がおすすめです。
では、作り方を説明します。
【必要な物】ホワイトボード、マグネットシート、マジックペン
【手 順】
①マグネットシートを、適当なサイズに切る。
②切ったマグネットシートに、やる事を書く(宿題、ピアノ、タブレット、おしたくなど…)
③家の中のこどもの一番目に触れやすいところに掲示する。
マグネットシートは、宿題だけでなく(宿題・おしたく・習い事のピアノ練習・タブレット)など、子どもがやる事分の枚数を用意し、1マグネットに付き、ひとつやる事を書くなどとするのがおすすめです。
理由は、後ほど…
<手順②:子どもとルールの確認>
アイテムを使う時には、まずはじめに下記2点を子どもと一緒に確認しましょう。
【ルール①】やったらマグネットを裏返す。
【ルール②】すべて裏返したら、好きなことをやってもよい。
ポイントとしては『ルール②:すべて裏返したら、好きなことをやってもよい』の部分。
ここに、楽しく習慣化できるかどうかがかかっています。
✅ルール作りのポイント
親の方から一方的にルールを示すのではなく、お子さんのことを一番よく知っている親だからこそ、お子さんの気持ちを尊重し思いやりながら、ともにルールを確認していきましょう。
・帰ってきて、すぐに宿題しない時があってもO.K.
・ゲームをやったりYouTubeを観たりはしないけど、なかなか宿題をしない時があってもO.K.
「えっ?!」と思った方がいるかもしれませんが、子どももその日によって学校から帰ってきて、すごく疲れている時だってあります。
まずは、ちょっとだけひと休みがしたいなぁ…、今日は給食が少なくてお腹がすいてるから先におやつが食べたいなぁ…、ただただ今日はボーッとしたい気分…。
大人だって、そんな時がありますよね。子どもだっておんなじです。
そんな時は、その気持ちを尊重してあげましょう。
ただし、そんな時でもコレだけは譲れない!絶対に守ってほしい鉄則があります。
ゲームやYouTubeが好きなお子さんの場合には、どんな時でも『ゲームやYouTubeは、宿題をやってから‼』ということです。
ゲームやYouTubeはいったんやりだすと、自分の意志ではなかなか止められなくなるからです。
ココだけは、子どもに伝えておきましょう。
<手順③:習慣化する>
アイテムの準備とルールの確認ができたら、いかに楽しく習慣化していくかを考えます。
✅習慣化するポイント
以下の2つです!
・『ごほうびシール』の活用
ちょっとでも、やる気が感じられる行動が見られたのなら、大きな進歩です。
すぐにすかさず、ほめましょう。ただし、「あまり大げさにほめられるのはちょっと…」というお子さんもいますので、ご自分のお子さんに合わせてほめましょう。
そんなお子さんにも、おすすめなのが『ごほうびシールの活用』です。
子どもって、なぜか「シール」が大好きなんですよね。
子どもが宿題をやり、宿題を書いたマグネットシートを裏返した状態で一日が終わります。
次の日の朝までには、親がまたマグネットと元に状態に戻しておいてください。
その時に、こっそりマグネットの裏に「シール」を貼ってから戻しておきます。
そうすると、子どもがまた次の日、宿題をやってマグネットを裏返した時「わぁ、シールがある!」と、喜んでくれます。
さらに、次の日には、「今日は、何のシールかなぁ…。早くマグネットを裏返してシール見たいから、早く宿題やっちゃおう!」となります。
シールは、「花丸シール」や「よくできましたシール」でも良いですし、お子さんの好きな「キャラクターシール」などもおすすめです。
ここで、先ほどお伝えした「自分から進んで朝まで勉強や習い事のピアノの練習をするようになった」経緯を紹介します。
✅子どもが自分から進んで朝に勉強や習い事のピアノの練習をするようになった経緯
ここまでお読みいただいた方は、だいたい想像がつくと思いますが、以下の通りです。
コレだけです。親がやる事は、本当にコレだけです。
それが、うちの場合は「タブレット学習」と「ピアノの練習」でした。
子どもも、一生懸命考えます。
どうしたら、学校から帰ってきて、はやくやりたい事ができるだろう?と…。
そうだ、朝にタブレットとピアノの練習をしてしまえば、帰ってきてから宿題とおしたくだけで済む!はやくゲームもできるし、YouTubeも観られる‼
という感じで、自然に朝に勉強したり習い事の練習をする習慣が身に付きました。
今では、朝の日常風景になっています。
学校での授業が始まる前に、脳も目覚めますし、いずれ迎えることになる受験期になる頃には朝学習が身に付いている状態になっているので、本当に良かったなぁと思っています。

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以上が、宿題をしない子どもが自ら進んでやる気になる方法でした。
続いて、子どもを学習塾に行かせる or 行かせない?!に移ります。
子どもを学習塾に行かせる or 行かせない?!
ずばり「子どもが行きたいなら行かせるとよい」です。
「なんだー」と思ったらすみません。でも、実際それが賢明な選択です。
親の思いだけでつっぱしって、「塾なんて行きたくない‼」と思っている子どもを無理やり塾に行かせても、なかなか良い結果は想像できません。
親子関係の悪化につながることも考えられますし、また塾に行かせる時に「塾に行きたくないー‼」と大騒ぎする子どもへの対応で、ひと苦労です。
反対に、意外にも「仲の良い友だちが行ってるから、行ってみようかな」という場合、試しに行ってみたら「すごくわかりやすくて、楽しい、行きたい!」となる場合もあるかもしれません。
✅おすすめは『タブレット学習』です
学習塾に行かせる選択肢が消えた場合、何もしないでいると親としては不安が残りますよね。
そんな時におすすめなのが『タブレット学習』です。
うちの息子もタブレット学習をしていますが、実際に使用してみたメリットを紹介します。
まずは「子どもにとってのメリット」です。
・家でできる➡学習塾に行く場合と比べて、行く前の準備をしなくてもよい。行き帰りの時間がカットでき、その分好きなことをする時間が増える。
・正解or間違いがすぐに確認でき、間違い直しがすぐにできる。
・レッスンをする度にポイントなどがたまるなど、子どもが意欲的に取り組める仕掛けが用意されている。
・早朝など、子どもの好きな時間に取り組める。
次に「親にとってのメリット」です。
・家でできる➡行き帰りの事故などの心配をしなくてよい。学習塾までの送り迎えの必要がない。
・丸付けをしなくてもよい。
・費用はある程度かかりますが、一括払いにすると、毎月お月謝を払い込む手間が省ける。
・子どもが、実際学校で授業をちゃんと聞いているか多少心配だとしても、タブレットをやっていることで、どことなく安心できる。
以上、メリットを紹介させていただきました。
デメリットはと言うと、ほぼないです。
しいてあげるとすれば「Wi-Fi環境」です。「Wi-Fi」が届きにくい場所があるので、「あ~、Wi-Fi届かないよー」と時々子どもが困っている時もあります。
ですが、Wi-Fiが届くところでやれば解決できるので、この点はクリアできています。
どんな子どもでも、進んで宿題をやるようになる‼
以上、長々と解説をしてきましたが、ちょっと学習環境を整えるだけで子どもは変わります。
「声かけをする」だけではうまくいかない場合、やり方を変えてみましょう。
本当にちょっとしたことで、子どもは見事に成長しますよ。
以上です!
こぷたまでしたー、ではまた!